オオワシ
- Steller's Sea-Eagle -
極寒の地に生きる最大のワシ北圏の空の最大最強種。
英 名
Steller's Sea-Eagle
学 名
Haliaeetus pelagicus
全 長
85〜102cm
体 重
4.9〜9kg
開翼長
250cm
主な特徴
全身黒に肩と尾が白い巨大な体は迫力がある。
北圏の雄は間違いなくこのワシ。太く強大な足と爪を持ち、
オジロワシ(英名White-tailed Eagle学名Haliaeetus albicilla)の
獲物を横取りすることもよくある。
超大型のウミワシでもあるオジロワシ(69〜92cm4.1〜7.5kg)でさえ、
オオワシが横にいれば脇役に回ってしまう。
獲物はサケなどの魚類が主。
9kgもあるサケやタラをも鷲掴みして100m以上も飛ぶ怪力を持つ。
またこのワシはオジロワシなどと群れで渡り、強いものが弱いものの獲物を横取りする。
たまにウサギやキツネ、アザラシの赤ちゃん、
時としてエゾシカの小型のものを捕食することもある非常に強力な種。
猛禽中最大の大きなくちばしはその顔との割合を比較しても大きく迫力がある。
冬に日本に渡ってくる。北海道でよく見られる。本州以南ではごくまれ。