ROCK◆ロック・ヘビーメタルNOVEL
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 Audiokillar・ストーリー紹介


 Audiokillar【オーディオキラー】
 それは人間のもつエモーショナルエナジーを融合した音響破壊兵器。
 科学者でありロッカーのケビン・レノンが発明した。
 超音波の周波数に人間の持つ気のエネルギー、エモーショナルエナジーを融合することによって全ての金属を破壊する最強兵器だ。
 時は20XX年、アメリカ崩壊の後、新たに結成されたレナード合衆国。レナードとは、強い獅子の意味を持つ。まさに軍事国家の象徴的意味合いを持つ、国名である。
 そして当時、世界征服を目論みる軍事大国レナード合衆国と、中近東に出没したインダス連邦 は世界の覇権をかけて日々、武器開発を行い水面下での戦いを繰り返していた。  
 人々は、世界を危機にさらしかねない水面下での戦いを知らされる事もなく、不透明 な未来に怯えながら、魂の叫び、ロックに陶酔した。  この兵器氾濫時代の中、科学者ケビン・レノンの発明したオーディオキラーは、 軍事大国レナードに脅威を抱かせた。

 -ホワイトルーク会議室-
「このようなものをつくり上げてはならない。軍事貿易で成り立つわがレナードの 世界的地位を、覆しかねない発明であり叛逆だよ」
 大統領ゲーリー・ダグラスの命令のもと、ケビンは自ら名付けたレノン島で、 その発明機器と共に暗殺された。
 以後、その設計図となるICチップは政府の手から、何者かによって盗まれた。
 盗んだグループは国籍不明の5人組で200人のレナード兵を殺した事から 『スパルタ兵の強奪』と世の人々に称された。
 独裁政権の元、圧倒的軍事力で世界を制圧しようとした大統領ゲーリーはやがて八年 の任期を終え、新政権は平和主義者、共和党のカルビン・クルーガーと、ゲーリーの後継者、民主党のジョシュ・ホーストの一騎打ちとなった。
  この動乱の時代に反抗の象徴として立ち上がった二人の天才ロッカーがいた。 それは、オーディオキラーを起動させるために欠かせない二人。
 ギタリスト、キアヌ・クルーガー。
 ヴォーカリスト、角魔大鷹(カクマ・ダイオウ)

 ロックで戦争を破壊する、の趣旨のもと、不死身の科学者ケビン、早撃ちギタリストのキアヌ、美しき侍ヴォーカリスト角魔大鷹、呪いのリズムを駆使するドラマーアドルフ、世界最強戦士のベーシスト・ダルコらが世界を相手に、魂の叫び、ロックで戦う壮大なスペースで繰り広げるロックオペラ、それがAudiokillar【オーディオキラー】だ。

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